本・映画レビュー

【GWでひきこもり】じっくり読みたいおすすめ長編小説・シリーズもの10選(前編)

 

あなた

・GWどうやって過ごそう

・自粛ばかりで何もすることないなぁ

・この機会にじっくり本でも読もうかな

 

このような方向けに書いております。

 

この記事の内容

・学生時代〜社会人の間で、ガチでのめり込んだおすすめの本を厳選して紹介

・ビジネス書のように小難しいことなく、何も考えずに浸れるシリーズ物や長編小説を紹介

・社会人、学生問わず楽しめる本の紹介

 

 

こんにちは、せるじお(@serjio73454)です。

さて、自粛ムードが続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

GWの大型連休も迫る中で、新しいことや、家でできることを探しているのではないでしょうか。

 

今回の記事では、家でじっくり読みたいおすすめの小説をまとめて紹介します。

 

皆様から時間をいただくのも申し訳ないので、まずはタイトルだけ書いておきます!

 

興味が湧いたものがあれば、大体のあらすじと面白さを、ネタバレがない範囲で書いておりますので読んでみてくださいね。

(レビューもご覧になりたい方はタイトル覧に、Amazonのリンクを貼っていますので参考にしてみてください)

 

大学生時代〜社会人までで夢中になった本

(前編で紹介)

空白の叫び(上・中・下の3部作)… ささいな出来事が転じて殺人を犯してしまった3人の少年の苦悩や生き様を描く。誰しも殺人犯に転じてしまう恐怖を感じる。

 

人事異動 … 主人公の新井はハイパーチート級のエリート商社マン。その苦悩と決断の半生を描く。ケータイもスマホもない時代のビジネス小説は、細やかな心理描写がより鮮明に浮かび上がる。

 

空飛ぶタイヤ … 泣ける。交通事故により人生が180度変わってしまった運送業、車メーカー、遺族の立場から描く苦悩。

 

砂漠… 大学生が何気ない日常から不思議な出来事に巻き込まれていく青春ストーリー。西嶋というキャラにドハマリします。

 

火車 … クレカ破綻から、殺人を犯し逃亡を続ける正体不明の女性を、怪我を負い休職中の刑事が迫る緊張感あふれるミステリー。

(後編で紹介)

マリアビートル … 新幹線の中に鉢合わせた殺し屋たちの、高度な心理戦と殺しが鮮やかに描かれている。

 

重力ピエロ … 泣ける。家族の絆を考え直す伊坂幸太郎さんの名作。

 

夢をかなえるゾウ … 今日から何か頑張ろうという勇気をくれる。笑いあり涙ありのモチベUP小説

 

半沢直樹シリーズ「おれたちバブル入行組」〜「銀翼のイカロスまで」

… こんな大人になりたい、こんな大人になりたくないが詰まったベストセラー。自分の信念を貫く大切さを教えてくれる。

 

東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ「卒業」〜「祈りの幕が下りるとき」 … 主人公の加賀がかっこよすぎる。人々の嘘と真実について様々な心理描写が緻密に描かれた名作。人は誰しも嘘をつき、人は誰しも人に言えない孤独を抱えている

 

 

以上です。

 

 

いずれも私が大学生時代からハマり、社会人になっても愛読書としてオススメしているものです。

 

なお今回は前編として最初の5作品を紹介します。後編は随時アップしますので、しばしお待ち下さいね。

 

あなた

「たまには長編小説にトライしてみようかな」

「普段は読書しないからたまには読んでみようかな」

 

そんな方はじっくり浸れる面白い小説を選んできたので、タイトルを観て「何これ?」と気になった方はぜひ最後までご覧ください。

 

GWにじっくり読みたいおすすめ小説〜あっという間に読み終えてしまう本〜

 

空白の叫び(上・中・下) 著者:貫井徳郎


少年犯罪をテーマにした3部作。

 

日常のささいな出来事から殺人を犯してしまった少年3人の葛藤と苦悩、それぞれのストーリーが緻密な心理描写によって描かれています。

 

 

いきなり3部作!ですが、ガチで一瞬にして読めてしまうスピード感と緊迫感があります。

私は学生時代に、この3冊をバイトの休憩時間で読んでいたのですが、2,3日位で読み切ってしまいました。

 

 

何より、少年院での残虐なシーンや、少年たちが抱える苦悩と葛藤はおもわず、目を塞ぎたくなることもあるくらい。

少しハードな描写ではありますが、「日常のできごとから、誰しも殺人犯になりえる」そんな恐怖と日常の紙一重さを味わえます。

 

この小説では、日々が当たり前にながれゆくことの大切さや素晴らしさを実感できるんです。

「こんなところに犯罪者になる危険性が含まれているんだな・・・」と内心ヒヤッとするかもしれません。

 

 

最後に3人の少年たちが向かう運命や結末には、まばたきすら忘れるレベルで引き込まれます。

 

 

人事異動 著者:高杉良


「こんな社会人になりたい・もしくはこんな社会人にはなりたくない・・・」

 

そんな思いを強く抱いてしまうほど登場人物の心理描写が細かく描かれています。

 

 

なんせ、この小説が書かれたのは30年ほど前のこと。まだスマホも携帯も普及していません。

飛び込み営業や麻雀、無理な飲み会が当然だった古き良き日本かもしれません。

 

だからこそ、スマホやケータイ、SNSのやり取りでは見えない"人 対 人”の生々しいやり取りや駆け引きにグッと引き込まれます。

 

登場する新井治夫という社会人は、光陵商事(おそらく三菱商事のアレンジ)で働くエリート商社マンです。

決して鼻にかかる感じもなく、謙虚でもくもくと成果を出し、周囲からの信頼を集めていきます。

 

しかし、商社マンならではの出世競争や外部からの干渉により疲弊した新井は、会社を辞し中小企業の電子工業メーカーで新しい人生を始めようとします。

当然、そのままうまくいくはずもありません。同僚からのいやがらせやオーナーのワンマン経営、オーナー夫人の不当な人事介入などこれでもか!!!

 

・・・と人々の腐敗した心や行動に振り回される主人公が痛切に描かれています。

 

 

また、様々な登場人物の心理描写が細かく描かれているのも、この作品のおすすめなところであり、みどころです。

当時私は大学生のときに読みましたが、あまりにも新井の生き様がかっこいいのと、人々の心理描写に心奪われ、表紙がぼろぼろになった今でも大事に読み続けています。

 

 

空飛ぶタイヤ 著者:池井戸潤


実話をもとにしてつくられた小説です。

 

 

・交通事故で命を奪われた遺族

・事故で女性をはねてしまった運送会社

・そのトラックの初期不良が怪しまれリコール隠しが疑われている大手自動車メーカー

 

という三つ巴のやりとりが描かれた、長編小説。

TOKIOの長瀬さんが主役をつとめ、映画化もされた名作です。

 

 

この作品は、とにかくそれぞれの3者の立場からみた苦悩と葛藤、人の命が奪われた悲しみが切実に描かれておりキュッと心を締め付けられます。

 

 

私は、事故のあった車両の点検をした整備士の結末に、読み始めて10分で泣きました。笑

なんでこんなに、悲しい運命にみんなが導かれなければいけないのか。

 

 

 

遺族は「なんで突然家族を奪われなければいけないんだ。運送業のドライバーの過失で命が奪われた」

 

運送業は「整備もしっかりしており、もしかしたら車両の初期不良(リコール隠し)をメーカーが行っているのではないか?真実を知りたい」

 

メーカーは「弊社には一切の責任はない。関与するな。」と一点張り。

 

 

それぞれの立場があるからこそ、みなさんがそれぞれの立場に感情移入し、深く読み込んでしまうのだと思います。

 

 

人の心が動かされ、行動を起こさせるのは、常に人の情熱が必要なんだ、と分からせてくれる素晴らしい作品です。

 

砂漠  著者:伊坂幸太郎


「何者かになりたくて、何者にもなれない」

 

そんな苦悩とともに茫漠とした時間を過ごす大学生が、日々の中で起こる不思議なできごとに巻き込まれていく青春ストーリー。

 

私の愛読書のなかでもっとも繰り返し読んだ本とも言えます。表紙はぼろぼろ。

 

 

なにより登場人物の魅力が素晴らしいんです。伊坂幸太郎作品は、泥棒の黒澤などある程度人気キャラがいます。

ですが、この作品に登場する「西嶋」という大学生は別格にかっこいいです。しびれます。パンクです。

 

 

大学生のときって、いかに周りに良く思われるか気にしすぎて、行動よりも言葉ばかりが先行していたなと、わたしは反省しました。

 

 

それくらい、この西嶋は「超・行動人間」です。まわりになんと言われようが、一切に気にせず目標を達成するために信念を持って言葉を発し、行動し続けるんです。

簡単に見えて、こんな人間なかなかいません。

 

 

なんとなく大学に行ってなんとなく飲み会に言って、なんとなく仲がいいひととばかりつるむ。

そんな生活を抜け出したい方は、この作品に出てくる西嶋にバチバチ刺激を受けちゃってください。

 

きっと西嶋の想いに共感できる人が続出すると思います。

 

火車(かしゃ) 著者:宮部みゆき


長編でありながらどんどんと緊張感が高まり、一瞬で読めてしまうミステリーです。

 

社会問題となった、消費者金融のありかたをテーマにしています。以下、Wikipediaから抜粋。

 

あらすじ

サラリーマン金融やカード破産などの借財と多重債務をめぐる取り立てに翻弄される女の生き様を、彼女のことを追い求める刑事の視点から描く。〜中略〜

休職中の刑事である本間は、都会での1人暮らしの夢からカード破産に陥る女性や、無理なマイホーム購入で離散に陥った一家、

実家の借金が原因で追い詰められ、婚家を去らざるを得なかった女性など、借金に翻弄される人生を目の当たりにする。

 

 

580ページほどに及ぶ、なかなかに分厚い小説ではあります。

 

しかし、テンポのよい展開や次々と明らかになっていく金融の闇にはまる女性の生き様が、鮮明に描かれ心苦しくなります。

 

 

いまでは当たり前になっているクレジットカードやキャッシュレス決済なども、知識不足や家庭環境のトラブルによって、下手をすると大きな闇に足を踏み入れかねない。

 

 

この小説では日常にひそむ闇や、それに踏み込みそうになる人間のもろさを痛切に描いています。

 

徐々に明らかになっていく犯人像に迫るにつれて、緊迫感が増していきます。

 

最後はどうやって終わるのか?!という期待と、終わらないでほしい、、、という願いが半々になり複雑な気持ちで読みすすめること間違いないでしょう。

 

 

しかし、最後はなんとも言えない爽快感と気持ち良い終わり方で、何度も読みたくなる中毒性があります。

 

 

【GWでひきこもり】じっくり読みたいおすすめ長編小説・シリーズもの10選(前編) まとめ

 

どれも全力でおすすめする小説です!!

 

読み応えもありますが、読んだあとの爽快感、達成感は病みつきになります。

 

また、「もう一度読みたい!!」と思わせてくれる名作揃いなので、本腰を入れて小説を読みたい!という方はぜひこの機会に読んでみては?

 

(おまけ)GWにおすすめ映画 Amazon Prime

映画、本、色々あって迷う!

 

という方は、Amazon Primeでおすすめの映画をYou Tubeで紹介しています。

 

ぜひ優雅で楽しい、自由な休日をお過ごしください!

 

 

せるじお

 

 

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