みなさん、こんにちは。せるじおです。
今回は、いざ、ウイスキーを勉強しよう!と思った方が、
どうやって勉強を始めるのか?について、触れます。
「ウイスキーを知っていたらかっこいいよなぁ」という思いはありつつ、
ウイスキーを知ろうとする方によくあるのが、、、
・色々銘柄がありすぎて、どれを飲んだらいいかわからない。
・バーで飲みに行くにしても、お金が無限にかかる
・本も色々あって、どれから手をつけたらいいか、分からない
こんなお声をよくもらいます!
ですが、正直なところ、絶対に正解な勉強法などありません!笑
これはウイスキーに関わらず、なにか、特定の分野を勉強するときには、量をこなしていく中で、色々自分のやりやすい型が見えてきます。
だからこそ、いきなり完璧な方法で勉強を始めようと、色々調べすぎて、頭がいっぱいになって、「もういいや」と諦めてしまうのが、
一番もったいないです!
そこで、この記事では、まずウイスキーの勉強で始めやすい、
「ウイスキーの知識を書籍から吸収する」について触れたいと思います。
この記事を読んだ方が、まず、「やってみるか!」というお気持ちになり、ウイスキーを身近に、
そして面白いなぁと思っていただけたら幸いです。
なので、がっつり専門書というよりは、とっつきやすいものから、写真付きで、わかりやすいものに絞っています。
ちなみに、「ウイスキーはハイボールくらいしか飲んだことない」
という方には、【保存版】ハイボールにおすすめ!コスパ最強な家飲みウイスキー5選
も紹介しています!
目次
なぜ書籍なのか?
正直、味わいや香りなど、人の好みに直結する嗜好品の場合、
実際に飲むほうが好き・嫌い含めて、その個性を知る上では、結果がわかりやすいとは思います。
しかし、ウイスキーというお酒は、
スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本など、主要生産国の銘柄を入れただけでも、数え切れないほどの銘柄があります。
そこをいきなり、自分で飲んで好みの銘柄を探したり、勉強をしようというのは、行き先も決めずに電車に乗り込み、旅を始めたり、
タイプの女性を探そうとして、片っ端から街中で声をかけ続けるようなもんです。笑
しかも、アルコール度数も高いので、ただ数をこなす、だけでは、自身の体力の部分でもしんどいですし、お金と時間もかかります。
そこで、ウイスキーの場合、
ある程度、ウイスキーとはどういうお酒なのか?
どんな特徴があるお酒なのか?
世界で売れている主要な銘柄は何なのか?
どうやって飲むのが美味しいのか?
など、自分なりにリサーチして、手を動かして探し、味わいのよりもその概念的な部分から外堀より固めて、インプットするほうが、遥かに効率よく、勉強することができます。
しかも、ウイスキーやコーヒーなどの嗜好品の知識って、年齢に関係なく、ずっと生涯の知識、知見として、残っていきますよ♪
専門家たちがわかりやすくまとめた書籍を吟味し、紹介いたします!
かれこれ、10年以上、ウイスキーについて勉強をしていますので、
自信をもって紹介します!
おすすめ① 「ウイスキーは日本の酒である」 著:輿水精一氏 新潮新書
まず、おすすめ書籍1つめは、
ウイスキーの専門知識が細かに、、、、というよりも、
ウイスキーの面白さや、いかにしてウイスキーは人々の生活に浸透してきたのか、
といった、コラム寄りな内容でかつ、初めての方にも、手軽に読むことができる書籍です。
何より、この本の著者は、ウイスキー業界で知らない人はいない、サントリーのウイスキー製造における要「ブレンド」の工程を陣頭指揮していきた、元チーフブレンダー輿水氏が筆を執っているんです!
一般的にウイスキーは、木製の樽の中で、酒を熟成させ、
最後香味を安定化させ、より味わい深い香味にするために
熟成した酒同士を混ぜる(ブレンド)するんです。
数多くあるウイスキーから選び抜き
それぞれの個性を生かして、より理想的な味わいにすべくブレンドを重ねてきた輿水氏の経験から、まさに製造側の視点からウイスキーを語っています。
特に、近年、世界から高い評価を受けている、日本のウイスキー(ジャパニーズウイスキー)がいかにして、世界品質になってきたのか?といったお話にも触れております。
タイトルから、かなり攻めてますよね。笑
初心者にも非常に丁寧、かつ分かりやすくまとまっていますので、ぜひお手にとってみては、いかがでしょうか。
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おすすめ② 「ウイスキー基本ブック」 ※別冊「ワイナート」より 美術出版社
☆こんな方におすすめ
・ウイスキーをどうやって飲んだらいいかわからない
・ウイスキーの基本的な知識を学びたい
・ウイスキーってどうやって作られているか知りたい。
ウイスキーの勉強を始めて、10年たった今でも
ずっと愛読書であり、私の原点です。
ウイスキーの勉強を始めた当初から、かなり読み込みましたし、何度も読み直しました。
この雑誌のよさをまとめると、、、
・図解と写真がとにかく丁寧で分かりやすい
・製造、歴史、といった基本も写真や図解でおさえやすい。
・テイスティングの時のグラスの選び方、テイスティングの仕方 まで解説。
・主要生産国のウイスキーの特徴、その主要銘柄の開設がまとまっている。
・テイスティングのコメントが、表現しやすいよう、※アロマホイールがついている。
※アロマホイールとは・・・?
コーヒーやウイスキーの香りを表現する際に、どういった分類に当てはまるか、視覚的に香味を表現するためのチャートです。
ネットでもたくさんで駅ますが、この雑誌のホイールは解説付きなので、さらにこの雑誌を用意して、その場でウイスキーを飲んで、
すぐに表現することができるので、学習の速度と香味の理解が早いです!
これはマジで神レベルでわかりやすいです!!
最初の書籍よりは、やや専門書寄りですが、それでも、写真や図解付きで、楽しく学ぶことができます!
雑誌という手軽さも最初に手に取るには、いいですね!
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おすすめ③ 「ウイスキーの教科書」 著:橋口孝司氏 新星出版社
さて、3つ目は、いままでの中でも、250ページを超えますので、一番分厚いですが、その分読み込めば一気に知識を吸収できます!
おすすめ理由は、、、
・製造、歴史の基本をカバーしている
・図解で紹介しているウイスキーの銘柄が多い!
・ウイスキー通が好むちょっとしたこぼれ話を多数掲載
・世界的にも主要な銘柄は、大きくページを割いて紹介している
この本は、とにかく、カバーしている知識範囲が広くウイスキーのことを幅広く学べます!
ページ数は多いかもしれませんが、全部読まなくとも、掲載されているものの中でも、必要な部分だけ拾ったり、あるいは銘柄を調べるときの辞典替わりにしてもいいですよ!
ほしい情報を、必要な時に、すぐに確認できる。そういった意味で、まさに、教科書としてつかってみてください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は初心者にまずおすすめな書籍3選という形で紹介しました!
少しでもウイスキーに興味を持っていただいたり、
「今まで気になっていたけど、今度こそちょっと勉強してみようかな?」
という形で一歩前に進むきっかけになればうれしいです!
読んでみた感想なども、ツイッターで拡散いただいたり、コメントいただいたりなど、ぜひぜひお待ちしております!
また、ハイボールにおすすめなおすすめのウイスキーをまとめた記事もありますので、
ぜひ読んでみてください!
また次回お会いしましょう!!